オランダで17~21日に開かれるロボカップ世界大会に出場する福岡県立宗像中高電気物理部の生徒が3日、宗像市役所を訪問した。世界大会出場は2年連続8回目。

 出場するのは高校2年生4人チームの「宗高アルテミス」。プログラムされたロボット2台を使ってサッカー形式の対戦をするほか、プレゼンなどを競う。

 昨年のフランス大会で世界2位になっており、部長の石原廉太郎さん(2年)は「優勝をめざす」と断言。顧問の羽生禎伸教諭は「日頃からアイデアが豊富で、歴代最高レベルのプログラマーとエンジニアがそろった」と期待を寄せる。

 伊豆美沙子市長は「先輩が培った伝統を受け継ぎ、新しい技術や発想が詰め込まれたロボットで健闘を祈ります」と激励した。

 同部では遠征費をクラウドファンディングで募っており、募集ホームページによると、目標の100万円に対し、13日時点で139人から約112万円が集まった。(前田伸也)

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