信州大学は27日、教職課程の授業を2009年以降に履修してきた在学生や卒業生計約4100人の個人情報が漏洩(ろうえい)した可能性があると発表した。学生が履修状況を記録するシステムのサーバーに対し、外部から不正アクセスがあったという。

 大学によると、25日に外部の機関から情報提供があり、同日、一部の在学生の情報が漏洩していることを確認した。

 漏洩した可能性があるのは、システム利用者の氏名やメールアドレス、パスワードなどで、不正アクセスの経路や漏洩被害の詳細を確認中だという。大学はこのシステムの使用を停止し、長野県警に相談しているという。(菅沼遼)

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