第47回全日本おかあさんコーラス東京支部大会(東京都合唱連盟・朝日新聞社主催、キユーピー協賛)が1日、練馬区の武蔵野音楽大学ベートーヴェンホールで開催された。初日は29団体が出場し、息の合ったハーモニーや華やかな衣装をステージで披露した。

 音楽性や独自性などが優れる10団体に東京支部大会賞が贈られた。また少人数なりの良さや演出など推薦委員の印象に残る演奏をしたマーガレット賞には5団体が選ばれた。

 3回目の出場で初の東京支部大会賞を受けたのは、東京韓国合唱団。東京韓国学校(新宿区)のPTAのメンバーらで1982年に結成した。

 披露したのは日本語で「ぜんぶ」(相澤直人作曲)と、韓国語で「キムチカクテキの歌」(イ・ボンリョン作曲)の2曲。団員の金真淑(きむちんすく)さん(49)は「両国の文化をみんなで共有したかった。それが評価されてうれしい」と笑顔で話した。

 大会は2日もあり、44団体が出場予定。

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 1日の受賞団体は次の通り。

 【東京支部大会賞】東京フラウエン・カンマーコール、Stella Mariano、コーロ・レ・ラーネ、アミーチ・デル・カント Muse、東京韓国合唱団、東京ウィメンズ・コーラル・ソサエティ、レディース・コア翠、康友会、女声合唱 琳、福の会

 【マーガレット賞】Lapin、The Vocal Group ”Lilycal”、松丘小学校PTAコーラス アンダンテ、女声合唱団ジュディ、Avis Libera(武田遼)

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