【ベネチア共同】世界三大映画祭の一つ、第81回ベネチア国際映画祭が28日(日本時間29日未明)、イタリア北部で開幕した。コンペティション部門には、2019年に最高賞を受賞した「ジョーカー」の新作など21作品が出品され、日本作品は選ばれなかった。
日本関連では、斬新な作品を集めたオリゾンティ部門に空音央監督の「HAPPYEND」が選出された。コンペ外で北野武監督の「Broken Rage」、黒沢清監督の「Cloud クラウド」が上映される。
仮想現実(VR)を体感できる作品などを集めたXR部門では、伊東ケイスケ監督作の5年連続のノミネートとなる「Pudica」が選出。他に人気アニメのVR映画「機動戦士ガンダム 銀灰の幻影」などの日本関連作が選ばれた。
映画祭は9月7日まで開催。コンペ部門の審査員長はフランスの俳優イザベル・ユペールさんが務める。映画祭の本選とは別に並行開催される「ベニスデイズ」では五十嵐耕平監督の「SUPER HAPPY FOREVER」がオープニングを飾った。
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