作家の村上春樹さん(75)が、29日放送のラジオ番組「村上RADIO特別編」(TOKYO FMなど)で2月に死去した指揮者の小澤征爾さんの足跡をたどり、「紛れもない天才。人懐っこく物おじしない人でもあった。音楽に対してはどこまでも誠実な人でした」としのんだ。
小澤さんと親交が深く、共著もある村上さん。ベルリオーズの「幻想交響曲」やプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」など、自ら選曲した小澤さん指揮の名演を年代順にかけながら「無理に型にはめたりはしない。音楽に自由に息をさせて自然な動きを導き出す」とたたえた。
2011年の2人の対話を収めたインタビュー音源の一部も公開した。
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