5月14日から開かれる第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の審査員の一人に是枝裕和監督(61)が選ばれた。29日、映画祭事務局が発表した。日本人の審査員は、2013年の河瀬直美監督以来11年ぶり。

 審査員長は米国のグレタ・ガーウィグ監督が務める。ほかに米国の俳優リリー・グラッドストーンさんやレバノンのナディーン・ラバキ監督ら計9人の審査員でパルムドールなど各賞を選ぶ。

 是枝監督は18年に「万引き家族」で最高賞パルムドールを受賞している。(編集委員・石飛徳樹)

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