ロボット製作を通じ高等専門学校生に東京電力福島第1原発の廃炉に関心を持ってもらおうと、福島県楢葉町で21日、第9回廃炉創造ロボコンが開催された。計17チームが挑み、小山高専(栃木県小山市)が4年連続で最優秀賞を獲得した。
課題は、高線量下で人が入れない原子炉格納容器の内部調査を想定。ロボットを遠隔操作し、障害物をよけたり、階段を下りたりしながら、汚染物に見立てた1センチ四方の立方体をつかみ、10分以内に出発地点へ戻ることを目指した。
各校が苦戦を強いられる中、小山高専は与えられた課題をクリアし、実用性や完成度の高さを評価された。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。