政府の地震調査委員会は10日、定例会合を開き、石川県能登地方で11月26日に震度5弱を観測した地震について議論した。平田直委員長は会合後の記者会見で「大きな地震が数カ月置きに続いている。これまでに経験のないことだ」と述べた。
地震の規模はマグニチュード(M)6.6で、元日の能登半島地震(M7.6)以降、周辺では最大の規模だった。
震源地は能登半島西方沖で、付近には海域活断層「羽咋沖西断層(長さ21キロ程度)」がある。8月に公表された「長期評価」ではM7.0程度の地震を起こし得るとされていた。
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