宇宙事業会社スペースワン(東京)は9日、日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)から、自社の小型ロケット「カイロス」2号機を12月14日午前11時~11時20分ごろに打ち上げると発表した。
カイロスは全長約18メートル、重さ約23トン。2号機には小型衛星を複数搭載する予定で、軌道投入に成功すれば民間で日本初となる。
1号機は3月に打ち上げられたが、自律破壊により爆発。衛星の軌道投入ができず打ち上げは失敗した。同社によると、事前に燃料の燃焼速度を計測して推進力などを予測するが、手順に問題があったという。修正した上で、2号機打ち上げは可能と判断した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。