現職と新人の一騎打ちとなった埼玉県美里町長選は21日に投開票され、いずれも無所属で現職の原田信次氏(65)が、新人で畳業の坂本考司氏(72)を破り5選を果たした。

町選管によると、投票率は40・83%(前回60・07%)で過去最低。当日有権者数は9093人。

選挙戦で、原田氏は企業誘致のための産業団地建設、町役場とJR八高線松久駅間の開発、小中一貫校の設立などを公約に掲げて支持を広げた。坂本氏は植樹によるインバウンド(訪日観光客)の推進や結婚支援金など若者定着政策を訴えたが及ばなかった。

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