【うるま】任期満了に伴う来年4月27日投開票の沖縄県のうるま市長選挙で、現職の中村正人氏(59)が18日、本紙取材に「関係者や市民と相談しながら、2期目の出馬に向けて準備を進めている」と立候補する意向を示した。

 中村市長は「現在、国に要請活動などを行っている中部東道路の早期整備に向けた事業化実現や、教育・子育て支援、高江洲中学校の校舎建築などまだまだ道半ばの政策もあり、1期4年だけでは足りないという気持ちもある」と意欲を示した。

 年内にうるま市内で会見し、政策を発表する予定。

 うるま市長選を巡っては、これまでに前回の市長選で中村市長の後援会長を務めた前県議の照屋守之氏(68)が出馬を表明している。

 中村氏は1965年3月10日生まれ。うるま市田場出身。日本文理大学卒。98年に具志川市議選(当時)で初当選。市議6期目の2021年にうるま市長選に立候補し、初当選した。
(中部報道部・又吉朝香)

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