根室高校(北海道根室市、松田素寛校長)は13日、大量のカビが発生し、3週にわたって使えなかった校舎の使用を17日から再開すると発表した。

 改修工事のため、気温や湿度が高い時期に、校舎をシートで覆ったことが、カビが大発生した原因とみられるという。

 夏休み明けに、のどの痛みやせきなど、カビの影響とみられる体調不良を4人の生徒が訴えたという。同校は8月28日から9月2日までを休校とし、その後は隣接する根室市青少年センターで期末試験や授業をしていた。

 松田校長は「生徒や保護者に不安を与え、申し訳なく思っている。生徒の健康を第一優先に、学習環境をしっかり維持していきたい」と話した。(山本智之)

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