札幌医科大は29日、自身の講座に所属する教員2人に対してパワーハラスメントをしたなどとして、医学部の50歳代の教授を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 教授は昨年度、教員2人に対して優越的関係を背景とした言動で就業環境を害したとして、同大ハラスメント調査委員会がパワハラと認定。さらに、うち1人に対しては研究上、教育上の不適切な言動もあり、アカデミックハラスメントも認定されたという。同大は「個人の特定につながるおそれ」があるとして、ハラスメントの詳細などは明らかにしなかった。(松田昌也)

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