鎌倉時代の元寇で活躍した武士にゆかりのある7県の25市町・区が歴史史料の研究などで連携するネットワークの発足式が22日、福岡市で開かれた。1274年の「文永の役」から今年で750年となるのを機に、沈没船の発見例がある長崎県松浦市が呼びかけた。
参加するのは神奈川県鎌倉市や熊本市など。各自治体の首長らが出席し、発起人の友田吉泰松浦市長は「当時の武士は『一所懸命』、日本を守るために活躍した。その歴史を見つめ直し、各自治体の活性化に向けて『一所懸命』に活動していこう」と呼びかけた。
式典では、九州大の佐伯弘次名誉教授が記念講演し、来襲の背景や合戦の経過について解説した。
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