2022年、「ユース・アメリカ・グランプリ」のプリコンペティティブ部門でクラシックの女性1位を受賞した山田優七さん=米フロリダ州タンパ(ユース・グランプリ日本事務局提供、共同)

 【ニューヨーク共同】若手バレエダンサーを対象にした国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」の審査結果が20日、米ニューヨークで発表され、9~11歳(1月1日時点)のクラシック部門で札幌市の中学1年山田優七さん(12)が女性1位に選ばれた。

 山田さんは「今までの成果が出て、すごくうれしい」と笑顔を見せ、「長所のつま先や脚を見せられた。将来はみんなを笑顔にさせるすてきなバレエダンサーになりたい」と喜びを語った。

 同部門で名古屋市の小学5年寺西悠人君(10)が男性3位になり、コンテンポラリー部門では京都市の中学1年木原琥珀さん(12)が男性2位に選ばれた。さいたま市の中学1年高橋杏さん(12)は両部門で女性3位だった。

 12~14歳部門では、大阪府箕面市の中学3年秋田瑛汰さん(14)が男性3位になった。

 YAGPはロシアのボリショイ・バレエ団の元ダンサーらが1999年に設立。プロへの登竜門の一つで、有望な出場者には世界各地の一流のバレエ学校で学ぶ奨学金などが与えられる。

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