浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は20日、実務トップの新しい総長に、元総長の池田行信(ぎょうしん)さん(71)を選んだ。池田さんは2023年5月から総長を務めたが、24年3月に辞任。6月からは全日本仏教会の理事長に就任していた。
同派では、布教伝道を巡る執行部の方針への反発から混乱が続く。総長は門主が指名した複数の候補者の中から投票で決めるが、池田さんは1回目の選挙で落選。当選者が辞退したため、再選挙で選出されたが、白票が全体の約7割を占めた。
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