NewJeansの生みの親ミン・ヒジンはやはり背任行為を行っていたのか? Han Myung-Gu/Pool/Sipa USA via Reuters Connect

<NewJeansの契約解除など、すべてはミン・ヒジンの筋書き通りだったのか......>

K-POPガールズグループNewJeansが11月28日、所属事務所のADORからの契約解除を宣言した。ところが、その背後にミン・ヒジン前ADOR代表がいたという具体的な疑惑が出てきた。韓国メディアの「ディスパッチ」がスクープした。

ディスパッチはNewJeansが9月に行った緊急YouTubeライブ配信およびハニの国政監査への出席、最近の契約解除記者会見まで、すべてにミン・ヒジンが介入していたと報道し、タンパリング(契約期間中の第3者による接触)疑惑を提起した。NewJeansは先日の記者会見で「(専属契約解約と関連して)ミン前代表とは話していない」とあくまで自分たちの意志で契約解除を決めたと語っていた。

9月にNewJeansメンバーが新設したYouTubeチャンネルで行った緊急ライブ配信でも「自分たちの決定」と話していたが、ディスパッチが入手したテレグラムメッセージによれば当時ミン・ヒジンはNewJeansのライブ開始時間を知っていて関連内容を彼女たちの両親とやりとりしていた。

また、メンバーのハニが「職場内いじめ」と関連して韓国国会の国政監査参考人として出席したことについても、ハニは「会社とマネージャーは知らない」と強調したが、出席事実を公開する一日前の10月8日に参考人出席封筒を持ってミン・ヒジンのオフィスを訪れた写真も公開された。

ヘインの叔父の会社へ......

ディスパッチはミン・ヒジンの具体的なタンパリングの様子も報道した。

最近、K-POP業界ではコスダック(韓国のハイテク系株式市場)上場企業であるネットワーク関連機器のメーカー「ダボリンク」がミン·ヒジンを迎え入れるという噂が流れた。これに対してミン・ヒジンは11月に「私が『誰かから投資を受けることにした、誰かと契約をすることにした』という話が投資業界を中心に広がっている。全く事実ではない」と明確に否定していた。

しかし、ディスパッチの報道によると、ミン・ヒジンはNewJeansのヘインの伯父を社内理事に選任しようとしたダボリンク関係者と直接会ったという。

ディスパッチは「9月30日、ミン·ヒジンはこの会社の実質的オーナーであるA氏に会った。この二人のつながりは、ニュージンズメンバーの家族(伯父)B氏だ」とし、彼らの会合現場についても写真を公開した。

続けて「A会長はミン・ヒジンが『私がニュージンスを連れてくることができるでしょうか?』と話した。「ミン·ヒジンとB氏はすでにHYBE脱出を準備しているように見えた」と説明した」と伝えた。

当時、ミン・ヒジンはADORの代表ではなくなっていたが社内理事であり、NewJeansの契約期間は29年7月31日まであり、契約満了前の事前接触、タンパリングに該当する。

報道でA会長は「B氏から先に連絡が来た。ミン・ヒジンに50億ウォン(約5億3500万円)ぐらい投資できるかと言った。2人が投資と関連して緊密に疎通しているように見えた」として「投資家を探すと言った。それで約束をした。3時間の間、かなり多くの話が交わされた」と話した。

実際、この会合2日後の10月2日、ダボリンクは新規理事選任を予告した。しかし、金融界でこの投資について噂が広がるとミン・ヒジンは突然ダボリンクとの接触を否定し、A会長はB氏を理事名簿から外したという。

一方、今回の報道に対してミン・ヒジン側は「状況を確認中」とだけコメントしている。このように疑惑が広がっている状況でミン・ヒジンは6日午後8時、ソウル江南ドリームプラスイベントホールで開かれるトークイベントに出演する。ミン・ヒジンは9月28日にも一度トークイベントに登壇して講演を行ったことがある。 ADORを退社し、NewJeansメンバーが契約解除を宣言してから初の公の場に登場するミン·ヒジンが今回報道されたタンパリング疑惑に対して、どんな立場を表明するか注目が集まっている。

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