【嘉義共同】台湾が日本統治下にあった1931年、全国中等学校優勝野球大会で台湾代表、嘉義農林が準優勝した実話を基にしたミュージカル「KANO」の一般公演が19日、台湾南西部・嘉義市で行われた。「坊っちゃん劇場」(愛媛県東温市)の作品で、嘉農を率いた近藤兵太郎(松山市出身)の日台それぞれの教え子も駆け付けた。
KANOは先住民と漢民族、日本人の混成チームが夏の甲子園大会を目指し、熱血監督、近藤の指導の下で一つにまとまる人間ドラマを描く。上演中は観客から何度も大きな拍手が湧いた。同名の映画は2014年に台湾で大ヒット。近藤は今年、台湾野球への功績を認められ、台湾の野球殿堂入りを果たした。
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