有識者らでつくる日本ジオパーク委員会は9日、山口県美祢市の「Mine秋吉台」を、貴重な地形や地質を持つ自然公園「世界ジオパーク」に推薦すると決めた。早ければ2026年春に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認定の可否を正式に決める見通し。同委は国内版に当たる日本ジオパークとして、徳島県の「三好」を新たに認定した。
世界ジオパークへの推薦決定は20年の「白山手取川」(石川県)以来で、認定されれば国内11地域目となる。11月中の推薦書提出を目指す。現地審査を経て、ユネスコが可否を決める。
Mine秋吉台は国内最大のカルスト台地や鍾乳洞で知られる。15年に日本ジオパークに認定された。
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