キム・カーダシアン(4月13日、米ロサンゼルス)  Tinseltown-Shutterstock

<カニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリの装いを元妻のキム・カーダシアンが真似しているとして話題に。「自分の方が上手く着こなせることを証明しようとしている」との推察も>

タレントで実業家でもあるキム・カーダシアンが、2022年に離婚した元夫でラッパーのカニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリのスタイルを彷彿させるルックを披露し、ネットをざわつかせている。

【写真】キム・カーダシアンの「キム・センソリ」「ビアンカっぽい」と言われる過激衣装

キムは8月20日に自身のインスタグラムを更新し、白いレオタードとタイツ姿で外出する様子を公開。大胆な装いが何かと話題のビアンカを完全コピーしたかのようなルックに、「キム・センソリだ」「ビアンカっぽい」との声が相次いでいる。

肌が透けて見えるシースルー素材など露出度の高いビアンカに比べて控えめなのが唯一の違いだと指摘するメディアもあるが、ファンは「何がしたいの?」と困惑。「たくさんの衣装を持っているあなたのような人が、なぜ路上で下着を着ているのか理解できない」「なぜこの格好?他にどんな洋服でも着られるのに」など、資産17億ドル越えとされるキムに似つかわしくないとの声も寄せられている。

キムからビアンカへのメッセージ?

カニエは妻のファッションをコントロールしたがることで知られ、ビアンカの過激なスタイルは夫の趣味だと言われている。一方でキムに対しては、ビアンカとは真逆で肌の露出を控えさせていただけに、これはキムからビアンカへのメッセージとも受け取れる。

世間の関心を集める可能性が高いことを知りながら意図的に投稿したと推察できるだけに、ビアンカをディスっているとの声や、カニエに対して自分の方が上手く着こなせることを証明しようとしている可能性なども取りざたされている。

2人がそっくりなファッションを披露するのは、これが初めてではない。結婚当初はビアンカの方がキムを意識し、メタリックなビキニや胸元が大きく開いた白いドレスなどキムを真似たファッションが話題を呼んだ。

また、最近ではカニエとの間の長女ノースが、ファーの帽子をかぶってぬいぐるみを抱くビアンカのスタイルをコピーしているが、キム自身も過去にこのスタイルを真似たことがある。

キムはビアンカの「ほぼ裸」の衣装が子供たちに悪影響だと考えており、カニエに対して子供たちの前では露出を控えさせるよう警告したと伝えられているだけに、ビアンカを真似たファッションの真意を深読みしたくなるユーザーが多かったようだ。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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