長野県松本市の松本城で8日夜、薪能(たきぎのう)があった。鼓や笛の音が響く中、能の「経政(つねまさ)」や「紅葉狩(もみじがり)」、狂言の「呼声(よびごえ)」が演じられた。

 今回で43回目になる夏の恒例行事。二の丸御殿跡に設けられた舞台前には約450席が用意され、ほぼ埋まった。背景の天守がライトアップされ、涼しい夜風が吹く中、優雅な演目が披露されると、カメラのシャッターが盛んに押された。(小山裕一)

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