宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の村上浩爾理事長は31日、同市で報道陣の取材に応じ、宙組俳優の急死問題を受けた組織改革の進捗状況について「過剰な気遣いが積み重なっているようなルールがある。明らかに非合理なものを一つ一つ減らすよう進めている」と話した。
改革の一環として実施した公演回数の削減に関し、村上氏は「近年増加していた中で大きなターニングポイントだ」と強調。劇団員からもおおむね好意的に受け止められていると述べた。
6月の宙組公演の再開初日あいさつで急死問題に直接言及しなかった点については「ご遺族のいない場で謝罪するのはどうなのかという思いがあった」と理解を求めた。
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