NHKが27日早朝に中継したパリ五輪開会式の視聴率は、関東地区で世帯平均12・2%、個人6・0%だった(午前5時からの集計分)。ビデオリサーチが29日、速報値を発表した。世帯の瞬間最高視聴率は午前6時25分に16・4%。この時間帯は歌手のセリーヌ・ディオンさんが「愛の讃歌(さんか)」を歌唱していた。

 関西地区では世帯平均11・7%、個人6・1%。名古屋地区では世帯10・2%、個人4・8%。北部九州地区では世帯10・1%、個人4・9%だった。

 テレビ朝日が27日午前8時から式典の模様を録画で放送した「開会式スペシャル」は、関東地区で世帯14・2%、個人8・6%。関西地区で世帯13・8%、個人7・9%。名古屋地区で世帯13・3%、個人7・3%。北部九州地区で世帯15・3%、個人8・5%だった。

 近年の夏季五輪開会式の世帯平均視聴率(関東地区)は、2021年の東京大会で56・4%、16年のリオ大会で23・6%、12年のロンドン大会で24・9%だった。

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