ジェニファー・ロペス(2月13日、ロサンゼルス) Kathy Hutchins-Shutterstock

<自身のコスメブランド「JLOビューティ」のインスタグラムに未公開ヌード写真を投稿したジェニファー・ロペス。2022年7月に結婚したベン・アフレックとの離婚危機説が浮上しているが...>

2000年代に「ベニファー(ベンとジェニファーをかけあわせた造語)」と呼ばれて一世を風靡したハリウッドの大物カップル、ジェニファー・ロペスとベン・アフレック夫妻が、破局騒動で再びメディアの脚光を浴びている。婚約解消を乗り越えて17年越しの復活愛を成し遂げ、2022年7月に結婚した2人に離婚の危機説が浮上しているのだ。

【写真】ジェニファー・ロペスが突如公開した「蔵出しヌード」にネット騒然

5月上旬に「ベンがビバリーヒルズの自宅を出て別居している」とイン・タッチ誌が報じて以降、離婚に向けた準備が着々と進んでいることが取り沙汰される中、ジェニファーが自身のビジネスを宣伝するためヌード写真をひっそり公開したことが話題となっている。

2021年にローンチした自身のコスメブランド「JLOビューティ」のインスタグラムに、「すべては一貫性を保つこと」とキャプションを添え、未公開ヌード写真を投稿。離婚騒動のさなかに蔵出しヌードを披露した意図は不明だが、「結婚生活を続けることに一貫性がないようね。54歳なのだから、年相応の行動をすべき」と厳しいコメントも寄せられている。

売りに出された6000万ドルの自宅

ジェニファーはヌード写真を公開した直後に自身のインスタグラムでもネットフリックスの新作映画『アトラス』の宣伝動画を投稿し、「どんな困難にも負けず、彼女は勝利するだろう」と綴っている。まるで自身の置かれた現状へのメッセージとも受け取れる意味深なコメントに、4度目の離婚はないという強い意志を感じるとの声が上がっている。

一方で、ベンはすでに結婚指輪を外しており、現在は元妻で女優のジェニファー・ガーナーと子どもたちが暮らす自宅からほど近い場所に家を借りて暮らしている。永遠の愛の巣となるはずだった6000万ドルで共同購入した自宅も売りに出していることが分かっている。

それでも、ジェニファーは結婚指輪をつけたまま外出を続け、ベンの連れ子の学校行事にも堂々と参加。別居騒動後一緒に外出した際にはカメラマンに向かって笑顔を見せ、ベンの頬にキスをする姿まで披露している。

この期に及んでも強気の姿勢を崩さないジェニファーに、ネットではさまざまなコメントが寄せられている。

「彼女はもう終わった」と批判的な意見がある一方、「永遠に語り継がれる復活物語になるだろう」「乗り越えられない窮地から抜け出す勇気を奮い起こしていることを願う」と、3度目の復活愛を期待する声も寄せられている。

「家族との時間」を優先させるため今夏予定していたツアーをキャンセルしたジェニファーだが、ベンとの関係修復という理由以外に、チケットの売り上げが低迷していたことが原因だとの指摘もある。今年2月にリリースした10年ぶりとなる新アルバムがビルボードチャートで最高38位止まりになるなど、キャリアの陰りも取り沙汰されている。

結婚生活も歌手としてのキャリアも暗礁に乗り上げているジェニファーに、復活の芽はあるのか関心が集まっている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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