文化庁は、各地の遺跡調査の成果を紹介する巡回展「発掘された日本列島2024」を6月8日から、千葉を皮切りに青森、大阪、福岡の4府県で開催する。埴輪や土器など計約560点を展示。埋蔵文化財への理解を深めてもらおうと毎年開き、今年で30回目となる。
近年の発掘成果を披露する「新発見考古速報」では、縄文時代の美々4遺跡(北海道千歳市)から完全な形で見つかった土偶や、六ノ域遺跡(神奈川県平塚市)出土で、草花と2羽の鳥の模様が描かれた平安時代の八稜鏡などを展示する。
奈良時代の高僧・行基の供養堂とみられる円形建物跡の発見で話題となった菅原遺跡(奈良市)の小型鬼瓦も見られる。
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