【ニューヨーク共同】米司法省は23日、チケット販売大手チケットマスターと親会社のライブ・ネーション・エンターテインメントを反トラスト法(独占禁止法)違反でニューヨークの連邦地裁に提訴したと発表した。チケットマスターがコンサート運営会社と経営統合したことで「米国の音楽好きは高いチケット代を払わなければならなくなった」と指摘した。
司法省によると、業界内での優越的な立場を利用し、コンサート会場と長期的な独占契約を結ぶなどして競争を阻害した疑いがある。人気歌手テイラー・スウィフトさんらのツアーのチケット販売も担当していた。
ガーランド司法長官は「解体する時が来た」と述べた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。