カンヌ国際映画祭で撮影に応じるジュディット・ゴドレーシュさん(中央)=17日、パリ(ゲッティ=共同)

 【カンヌ共同】14日からフランスで開催中の第77回カンヌ国際映画祭に、2017年に米ハリウッドから始まった性被害を告発する「#MeToo」運動の第2波が押し寄せている。フランス映画業界は最近、大物映画関係者らの過去の性加害が次々と暴露され、改善に向けた圧力が強まっており、世界が注目する同映画祭でもこの話題で持ちきりとなった。

 第2波が盛り上がるきっかけとなったのは、フランスの人気俳優ジュディット・ゴドレーシュさんが今年2月、過去に2人の大物映画監督から性被害を受けたと公表したことだ。その後、被害告白が次々と起きた。

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