デビッド・ベッカムと妻ビクトリア(2018年12月、ロンドン) BAKOUNINE-Shutterstock
<妻ビクトリアのビューティーブランドの商品で朝のお手入れをするベッカムの動画が話題に。老眼鏡と思われるメガネで文字を読むなど素の様子が好評だ。上半身を覆うタトゥーをめぐっては様々な意見が>
サッカー界の元スーパースター、デビッド・ベッカムが、妻でデザイナーのビクトリア・ベッカムの名前を冠したビューティーブランドの商品を使って朝のお手入れをする動画を公開。結婚25年のおしどり夫婦として知られるだけに、「最高の夫」「妻を支える最高の方法」「マーケティングうまいね」などの声が寄せられている。
【写真】【動画】上半身裸姿にファン大興奮! 妻のブランド商品を使ってスキンケアするベッカム
デビッドは5月11日、ビクトリアのインスタグラムのアカウントに登場。「デビッド・ベッカムの朝のスキンケアのルーティン」とキャプションが添えられた動画と写真で、上半身裸でスキンケアする様子を披露した。
「妻が最近、2種類のクレンジングを発売しました。ジェルクレンザーが好みで、その後はパワーセラムとモイスチャライザーを使います」と綴って妻のブランドを宣伝したデビッドは、動画でスキンケアの手順を実践している。
「いい香り」「使い心地が良い」とコメントしながらまずはクレンザーで顔の汚れを丁重に落とし、濡れタオルでふき取った後、セラムとモイスチャライザーを手のひらで混ぜ合わせ、顔に塗っていく過程を披露した。
49歳という年齢からか、ボトルの文字を読む際に老眼鏡と思われるメガネをかけるなど生活感もにじみ出ており、「老眼鏡いいね。リアルな生活を紹介してくれてありがとう」とのコメントも寄せられている。
全身ボディケア動画をリクエストする声が殺到
一方、ファンが最も注目したのは鍛え上げられたマッチョな上半身とそれを覆う大量のタトゥーだった。
ビクトリアは度々、夫のトレーニング風景を公開して「彫刻のような肉体美」を自慢してきただけに、「全身ボディケアが見たい」という声が殺到。「ボディスクラブは?」「ボディジェルを作るべき」「次はボディケア動画を期待している」と、ファンたちは鍛え抜かれた裸体の披露を求めている。
同時に、首から手の甲、指まで至るところに彫られたタトゥーに困惑するユーザーも多かった。タトゥー好きで知られるデビッドの左わき腹付近には「生」の漢字も確認できるが、上半身を覆う無数のタトゥーには「多すぎでしょ」「これは無理。タトゥーのない、クリント・イーストウッドみたいな生まれつき強い男がいい」などのコメントが寄せられている。
2019年に肌や地球環境への配慮がなされた高品質なラグジュアリービューティブランド「ビクトリア・ベッカム・ビューティー」を立ち上げたビクトリアは、2年の歳月をかけて開発したジェルとオイルのクレンジングを今年に入って発売。
オリーブ果実油やアボカドオイルなどが配合されたものだといい、「妻はいつも、私の顔を清潔にさせようとしているので、使わない手はない」「これからは毎日使う予定なので、妻はとても喜んでいる」と、愛妻家らしいコメントで宣伝に一役買っている。
ちなみにベッカムは、屋外で過ごすことが多い職業柄、スキンケアには気を遣っていると話し、「妻のものを借用している。彼女は最高のものしか使わないから」と現役時代のインタビューで語ったこともある。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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