映画「君たちはどう生きるか」の鑑賞イベントで、スタジオジブリの魅力を語る有識者ら=12日、北京(共同)

 【北京共同】中国本土で大ヒットしているスタジオジブリの映画「君たちはどう生きるか」の鑑賞イベントが12日、北京の映画館で開かれ、約100人のファンらでにぎわった。上映後、宮崎駿監督の作品を研究する北京外国語大の秦剛教授が、映画専門家との対談イベントで「いかに作品を読み解くか観衆に訴えかけてくる」と魅力を語った。

 中国メディアによると、「君たちは―」の興行収入は7億元(約150億円)を突破、中国上映の歴代ジブリ映画でトップだった「千と千尋の神隠し」(興収・約4億8千万元)を上回った。

 「君たちは―」は太平洋戦争時の日本が舞台で、病院火災で母親を失った少年が主人公。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。