宇宙企業ispace(アイスペース、東京)は18日、同社では第2弾の月着陸船「レジリエンス(再起)」を来年1月中旬に米国からスペースXのロケットで打ち上げると発表した。打ち上げの4~5カ月後、月の北半球にある「氷の海」と呼ばれる地点への着陸に挑む。成功すれば日本の民間企業では初となる。
月着陸船は、着陸の衝撃を吸収する4本の脚を含めて高さ約2.3メートル、幅約2.6メートル。月の砂を採取する小型探査車「テネシアス」や企業から預かった実験装置などを搭載する。採取した砂の所有権を譲渡する商取引の契約を米航空宇宙局(NASA)と結んでいる。
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