静岡県は17日、リニア中央新幹線のトンネル工事による地質構造や水資源への影響を議論する専門家会合を開いた。山梨県から県境を越えて静岡県で進めていたボーリング調査を一時停止したことに関してJR東海が経緯を説明するほか、残土置き場の予定地直下に断層がある可能性が指摘されていることを踏まえ、盛り土が及ぼす影響について議論する。
ボーリング調査を巡っては、鈴木康友知事が9月に県内での実施を容認。11月20日に県境を越えた。12月6日時点で静岡県に入って10メートルの地点まで進んでいたが、山梨側の地質がもろい地点で穴が崩れて継続が困難になった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。