宇宙事業会社スペースワン(東京)は16日、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から18日午前11時に、小型ロケット「カイロス」2号機を打ち上げると発表した。14、15日に予定されていた打ち上げは、強風の影響でいずれも直前で中止となっていた。
カイロスは全長約18メートル、重さ約23トンで、固体燃料ロケット。2号機には台湾国家宇宙センター(TASA)や京都の企業などの衛星計5機を搭載し、民間単独では国内初となる軌道投入を目指す。
スペースワンは3月に1号機を打ち上げたが、安全な飛行のために設定した範囲を外れ、自律破壊によって爆発した。
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