中国電力は12日、島根原発2号機(松江市、82万キロワット)で同日午前、原子炉の水位を確認する複数の水位計のうち、重大事故の際に使用する水位計に一時異常が発生したと発表した。1時間後には復旧。原子炉は停止せず、放射性物質の漏れもないという。同社が原因を調べている。2号機は7日に再稼働していた。
島根県は12日午後、安全協定に基づき原発構内に立ち入り調査を実施した。
中国電によると12日午前11時20分ごろ、水位計で監視ができない状態と判断した。原子力規制委員会が認可した規定では、30日以内に復旧しなければ、原子炉を停止しなければならないという。
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