東北電力は7日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働について、原子炉を29日に起動する方針を原子力規制庁に伝えた。2011年の東日本大震災の被災原発として初めてで、東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)として初となる。
東北電によると、原子炉内の核分裂を抑える制御棒を引き抜く作業を始め、原子炉を起動する。その後、11月上旬に発電と送電を始め、12月ごろに営業運転の開始を予定している。
女川原発は東日本大震災で、定期検査中だった2号機を含め全3基が停止した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。