当選確実の報を受け、万歳をする青木英二氏(中央)=21日夜、東京都目黒区(山本玲撮影)

任期満了に伴う目黒区長選は21日投開票され、無所属現職の青木英二氏(69)が、いずれも無所属新人で元都議の伊藤悠氏(47)=国民民主、都民ファーストの会推薦=や西崎翔氏(40)=立憲民主推薦=らを破り、6選を果たした。投票率は前回を2・88ポイント上回る36・21%、当日有権者数は22万7055人。

午後11時すぎ、同区上目黒の青木氏の事務所に「当選確実」の一報が入ると会場からは歓声が沸き起こった。支持者らに拍手で迎えられた青木氏は「選挙カーを使わずに区内を歩き、約30カ所で地域の皆さまに政策を訴えられた。任期20年が一定の評価を受けたのかと思う。目黒のための最後の大仕事として、公約に掲げていることを一歩一歩進めていく」と述べた。

青木氏は選挙期間中、子育て支援や犬猫の生命にかかわる傷病の治療費助成などを訴えていた。

同区長選には、ほかにいずれも無所属で、新人で元区議の河野陽子氏(61)=自民推薦、新人で会社員の滝下隆行氏(41)が立候補していた。

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