京都府京丹後市長の中山泰氏

任期満了に伴う京都府京丹後市長選が14日に告示された。無所属現職の中山泰氏(64)のほかに立候補の届け出がなく、中山氏が無投票で通算5選を果たした。市選挙管理委員会によると、市長選の無投票当選は平成16年の市発足以来初めて。

京丹後市長選を巡っては、無所属で立候補する意向を示していた新人の元市職員、長砂浩基氏(60)が3月下旬になって一転、出馬取りやめを表明。共産党などは候補者擁立を断念した。

中山氏は同市峰山町出身で京大卒。沖縄開発庁長官秘書官などを経て、平成16年の市発足に伴う市長選で初当選し3期務めた。28年の市長選で前市長の三崎政直氏に敗れたが、令和2年の前回市長選で三崎氏らを破って返り咲きを果たした。

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