新潟県阿賀野市長選には元新4人が立候補した=14日午後、同市役所(本田賢一撮影)

任期満了に伴う新潟県阿賀野市長選は14日、告示され、無所属新人で元新潟市議の阿部松雄氏(72)、日本維新の会の新人で会社員の遠藤寛和氏(46)、無所属元職で元阿賀野市議の天野市栄氏(65)、無所属新人で元同市議の加藤博幸氏(67)の4人が立候補を届け出た。投開票日は21日。現職の田中清善氏(72)は今期限りで引退する。

阿部氏は、現市政のもと地域が停滞しているとして出馬を決意。市民との対話を通じて、地域経済活性化や人口減少問題などに取り組みたいと訴える。

遠藤氏は、人口減少などで活力が失われる市に危機感を抱き立候補。市の未来を担う人材育成や、安全安心で活気ある町づくりなどに取り組むとしている。

天野氏は、平成20年から1期、市長を務めたときに東日本大震災を経験した。その経験を生かし、災害に強い町づくりに力を入れたいと訴える。

加藤氏は現市政の風通しの悪さを指摘。市民に寄り添い、市職員の能力を発揮させるような市政を目指すとしている。基幹産業の農業振興などを掲げる。

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