2021年6月に千葉県八街市で児童5人が飲酒運転のトラックにはねられて死傷した事故をうけ、政府は全国の通学路を点検し、28日、信号機の設置などの安全対策が必要な7万6404カ所全てについて、対策が終わったと発表した。

 事故を受け、内閣府など関係省庁で23年度末までに点検と対策を終えた。通行車両が多く、道路を安全に横断できないところに信号機を設置するなどの整備をした。歩道の設置に時間がかかる場合には、注意喚起の看板を置くなどの暫定的な措置をとっているという。(川野由起)

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