群馬県みなかみ町の小学校で行われた健康診断で、男性医師に下半身をのぞかれた、などと複数の児童が訴えていたことがわかった。
医師は、医療行為の一環だと説明しているという。町教育委員会は7日夜、この医師も同席の上で、保護者向けの説明会を開く予定という。
町教委によると、同校では4日に1～6年生約100人の健康診断を実施。その中で、医師による内科検診後に泣き出したり「下着を引っ張られて下半身を見られた」などと訴えたりする児童が男女複数人いた。
町からの聞き取りに対して医師は、行為を認めた上で「成長をみるためで、医療行為だ」と説明。この医師は昨年も小学校で内科検診をしており、当時は苦情はなかったが、「昨年も下半身を触られた」と話す児童もいるという。
文科省は、児童生徒の「プライバシーに配慮した健康診断を」と通知
文部科学相は今年1月、児童生徒のプライバシーに配慮した健康診断の環境整備ついて、全国の教育委員会に通知を出した。
通知では、健康診断の考え方として「正確な検査・診察を実施するとともに、児童生徒等のプライバシーや心情に配慮することが重要」などと記載。
検査時の服装については、「…
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