囲碁の女性国際棋戦、第7回呉清源杯は1日、中国福建省で決勝3番勝負の第3局が打たれ、上野愛咲美女流立葵杯(23)が中国の唐嘉ブン六段(20)を破り、対戦成績2勝1敗で優勝した。日本、中国、韓国のトップ棋士ら24人が争う女性国際棋戦最高峰の同大会で日本勢の優勝は初めて。
上野女流立葵杯の国際棋戦優勝は2022年のワールド碁女流最強戦以来、2度目。
決勝3番勝負は11月29日の第1局で上野女流立葵杯が先勝したが、同30日の第2局で唐六段が勝利し、決着は最終局に持ち込まれていた。
上野女流立葵杯は16年にプロ入り。19年には男女混合の竜星戦で準優勝した。「ハンマー」の異名を持つ。
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