詩人の谷川俊太郎さんの死去が報じられた19日、東京都内の大型書店では著作を並べた追悼コーナーが設けられた。ファンからは「寂しい」と悼む声が上がり、各出版社も著作の重版を決めた。
東京都豊島区のジュンク堂書店池袋本店では、開店前から著作の発注作業や特設コーナー作りに追われた。同店では、2003年から始まった作家らが薦める本を販売するフェア「作家書店」で、谷川さんが初代の「店長」を務めた縁があったという。
病院の帰りに立ち寄った女性(83)は「豊かな言葉が、心の中に何の抵抗もなく入ってくるような谷川さんの詩が大好きだった。朝、訃報を知り、とても寂しい気持ちでいます」と語った。
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