俳優の高倉健さんが亡くなってから10年となった10日、駅長役を務めた主演映画「鉄道員」のロケ地として知られる北海道南富良野町の幾寅駅に献花台が設けられ、ファンや町民らが高倉さんをしのんで手を合わせた。同駅はJR根室線の一部廃止に伴い、今春で廃駅となった。今も残る駅舎にはロケ時の写真や衣装など映画関連のものが展示されており、訪れた人たちが見入っていた。
献花台にはロケ時に高倉さんに好評だったイモ団子も。当時地元婦人会会長で炊き出しをした佐藤圭子さん(85)は「これが食べたかったって何よりも喜んでいるんじゃないかな」とほほえんだ。
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