中日新聞社(名古屋市)は5日、発行しているスポーツ紙「東京中日スポーツ」について来年1月31日付で、紙の印刷を休止し、2月1日から電子版に全面移行する、と発表した。
5日配信の中日新聞電子版の記事と同社東京本社によると、同紙は1956年2月に東京中日新聞として創刊し、70年に現在の名称に変更した。関東1都6県が発行エリアで公称発行部数は現在約6万部。紙の印刷から電子版へ全面移行する理由について、「(新聞業界を)取り巻く環境の厳しさ」「印刷や配送の費用が大きく上昇」と説明している。
スマートフォンでも読める電子版は中日スポーツの発行エリア(愛知、滋賀、石川など9県)を除く地域で利用できるという。
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