紫綬褒章受章が決まり喜びを語る、パリ五輪陸上女子やり投げで金メダルの北口榛花さん

 政府は2024年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は786人(うち女性157人)と26団体で、3日に発令される。学問や芸術、スポーツで功績を残した人が対象となる紫綬褒章にパリ夏季五輪・パラリンピックの金メダリスト54人が選ばれた。陸上女子やり投げの北口榛花さん(26)や体操男子3冠の岡慎之助さん(21)らに贈る。将棋棋士の渡辺明さん(40)も受章した。

 紫綬褒章は計73人(うち女性18人)。五輪・パラリンピック選手は柔道男子66キロ級で2連覇した阿部一二三さん(27)や、車いすテニス男子シングルスの小田凱人さん(18)らも名を連ね、スケートボード女子の吉沢恋さん(15)が今回の受章者で最年少となった。グラフィックデザイナーの原研哉さん(66)、アルツハイマー病研究者で東京大教授の岩坪威さん(64)にも贈られる。

 その道一筋に励んだ人を対象とする黄綬褒章は258人(うち女性20人)。騎手武豊さん(55)は騎手の地位向上に尽力し、競馬のイメージアップに大きく貢献した。

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