全国の書店スタッフが投票で決める「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」に、三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)が選ばれた。丸善ジュンク堂書店が18日、発表した。

 受賞作は、自らも兼業で執筆活動してきた三宅さんが労働と読書の歴史をひもといた一冊。三宅さんは1994年生まれで、高知市出身。「『好き』を言語化する技術」、「30日de源氏物語」などの著書がある。

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