郵便料金の値上げなどを受け、歌壇に続いて俳壇への投稿も10月1日からインターネットからもできるようになりました。

 最初に朝日IDの登録(無料)が必要です。俳壇も歌壇も、ネット投稿は1回の投稿につき1作品、1週間に2作品(投稿2回)以内とします。1週間に3作品以上送ると、すべての投稿が無効になってしまいますので、お気を付けください。投稿や詳しい規定は、短歌と俳句それぞれの投稿フォームでご覧下さい。

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 朝日俳壇、朝日歌壇の特徴は、4人の選者が投稿規定を満たした全ての投稿に目を通す共選方式をとっていることです。俳壇は週に5千~6千通、歌壇は週に2千~2500通もの投稿があり、時間をかけて選んでいます。このためネット投稿については上限を設けました。ご理解いただければ幸いです。

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朝日俳壇の4選者。左から高山れおなさん、大串章さん、長谷川櫂さん、小林貴子さん

 4月に始めた歌壇は現在、ネットからの投稿が3割近くを占めるようになりました。オランダ在住の宮沢洋子さんは、移住後にやめていた投稿を再開。9月に3首入選しています。「はがき1枚につき切手が200円以上する上、日本に届くまで2週間ほどかかるのでやめていました。丁寧に字を書くことが精神統一にもなり、はがきも好きなので日本に戻ったら手書きでも投稿したいです」と伝えてくれました。

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朝日歌壇選者の(左から)永田和宏さん、馬場あき子さん、佐佐木幸綱さん、高野公彦さん=東京都中央区、小林一茂撮影

 9月15日付の歌壇俳壇面で「皮むきの労をねぎらひくれし母栗の甘煮を彼岸に供ふ」という一首が初入選した中澤理恵子さんは、投稿自体が初挑戦。「スマホからスムーズに送ることが出来ました。はがきを買いに行ったり、ポストに出しに行ったりする手間が省けてありがたい」と話していました。

 はがきの投稿も従来通り受け付けます。投稿規定(https://support.asahi.com/hc/ja/articles/9210775551767)を改めてご確認下さい。作品の問い合わせをすることがあるので、電話番号もお忘れなく。ご投稿をお待ちしています。(歌壇担当・佐々波幸子)

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