学生時代に「総合の時間」ってありましたよね。今、高校の教育現場で注目され、力を入れているという探究学習。9月29日にABCテレビで放送される「Q―1」(午前10時50分から「頂上バトル編」、午後3時25分から「探究アオハル編」)は、探究に青春を燃やした高校生たちのハイレベルな研究発表ショーです。番組プロデューサーが見どころをしゃべっちゃいます。

コラム「ABC発 しゃべっちゃいます」

 「Q―1」とは、探究に青春をかけるU―18が頭脳を武器にプレゼン発表で競い合う、いわば「知の甲子園」です。3回目となる今年は、過去最多の120組がエントリー。発表のレベルも年々高くなっています。

 決勝の舞台に立ったのは「蜂」「気象」「英語アプリ」「数学」をテーマに探究に取り組む、4組の高校生たち。ジャンルは様々ですが、共通するのは自分たちの興味をもとに「好きだから」そのテーマを選び、探究に情熱を燃やしているというところです。

 ギリギリまで内容を調整する真剣なまなざし。審査員の鋭い質問にとまどいながらも専門的な対話に興奮を隠せない表情。「この仲間でここまで来られてよかった」と涙する姿……。本気で打ち込むからこそ見せる表情の数々に、1歳児を育てている私は、我が子を重ねて舞台裏で泣きました。こんなふうに育つといいな。

 熱いドラマが繰り広げられるのはスポーツだけではないんです。好奇心を突き詰めるかっこいい高校生たちの探究青春ドキュメンタリー、ぜひご覧ください!(プロデューサー・平田翔子)

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