【ロサンゼルス共同】米テレビ界最高の栄誉とされる第76回エミー賞の発表・授賞式が15日(日本時間16日)、ロサンゼルスで開かれた。日本の戦国時代が舞台の米配信ドラマ「SHOGUN 将軍」が連続ドラマ部門の作品賞など18冠に輝いた。出演した真田広之さんとアンナ・サワイさんが日本人俳優として初のエミー賞を手にした。
真田さんは主演男優賞、サワイさんは主演女優賞を獲得。真田さんは日本の時代劇関係者らに謝意を示し「あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り、国境を越えた」と日本語で語った。同作は監督賞も勝ち取り、テレビ番組の単一シーズンの受賞数としては歴代最多を記録した。今月上旬には技術系や美術系などの14賞を獲得していた。助演男優賞候補だった浅野忠信さんと平岳大さんは受賞しなかった。
SHOGUNはジェームズ・クラベルさんの小説が原作。真田さんは徳川家康がモデルの武将吉井虎永を、サワイさんは虎永の家臣となった英国人航海士の通訳を担った鞠子を演じた。真田さんはプロデューサーも務めた。
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