京都五花街の一つ・祇園東(京都市東山区)の秋の公演「祇園をどり」が11月1~10日、祇園会館(同)である。そのプログラムなどに使う舞台写真の撮影が30日、祇園会館であった。華やかな衣装をまとった芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)が踊りの師匠らの指導を受けながら撮影に臨んだ。
祇園をどりは、五花街の舞台のなかで唯一秋に催される。65回目となる今年は「絵双六京巡(えすごろくみやこめぐり)」と題した全六景。
物語は、京の名所の数々が描かれた一枚の絵から始まる。サイコロの目の数だけコマを進め、たどり着く名所で、その土地ならではの景色や物語が繰り広げられる。
お茶席付き7千円、鑑賞のみ6千円。問い合わせは祇園東歌舞会(075・561・0224)。(才本淳子)
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