「関西フォークの旗手」と呼ばれ、「受験生ブルース」のヒットなどでも知られるフォーク歌手の高石ともや(たかいし・ともや、本名尻石友也〈しりいし・ともや〉)さんが17日、京都市内の病院で死去した。82歳だった。所属事務所によると病気療養中だったという。通夜、葬儀は近親者で行い、後日「お別れ会」を開く予定。

 北海道出身。大学在学中に大阪に行き、ボブ・ディランらの曲の歌詞を訳して歌う。1966年に「かごの鳥ブルース」でデビュー。受験生ブルースは68年に発表しヒットした。反戦・反体制のメッセージを込めたフォークソングを多く歌い、「関西フォーク」をリードした。マラソンの愛好家としても知られた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。